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家族の方の対処法
ここでは家族の方(周囲の方、職場の方)への対処法をご説明いたします。
うつ病についての理解を深めましょう
「今まで元気に働いていたのに急に別人のように元気がなくなる・・・」
ご家族の方のそんな状況にはじめは驚き、どう対応して良いか迷ってしまうかもしれません。
うつ病は目に見えるものではありませんが、れっきとした病気です。
しっかりと治療をすれば回復します。
ご家族の方をサポートするためにも、うつ病の症状などに対して理解を深めていきましょう。
責めない・原因探しをしない
うつ病の治療の最大の敵は「焦り」です。
責められたり、病気の原因探しをしてしまうと、ご家族の方は過度に責任を感じてしまい、症状を悪化させることもあります。
励ますのではなく、休養の手助けをしましょう
あなたの大切な人は頑張りすぎて疲れてしまった状態です。
そんなときに励ましてしまうとかえって焦りが増してしまいます。
しばらくの間はゆっくりと休養できるようにそっと見守ってあげてください。
うつ病には「波」があります
うつ病の治療中には浮き沈みの「波」があります。
良い波もあれば悪い波もありますので、サポートするあなたはそんなご確認の程宜しくお願い申し上げます。
ご家族の状況に一喜一憂しないようにしましょう。
症状が回復し始めてきたら
うつ病の治療で大切なことのひとつに「再発防止」があります。
せっかく長期間治療してきたご家族とサポートしてきたあなたの努力を無駄にしないためにも、職場復帰直後はできるだけ負担をかけないような環境作りをしていきましょう。
家族が無理しすぎない
無理しすぎない、普段どおりに、過剰に特別扱いしすぎないようにしましょう。
療養には時間がかかります。息切れしないように無理しないことが大切です。
職場の方へ
過剰に病人扱いしない、復職後は労働付加を軽減してあげることに配慮してください。